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ジョコ苦言「その質問は少し失礼」

ノヴァーク・ジョコビッチ
4強入りしたジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク4位のN・ジョコビッチ(セルビア)は28日、現在行われている全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の会見に登場。記者とのやり取りで「その質問は少し失礼な気がするよ」と苦言を呈す場面があった。

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38歳のジョコビッチは同大会に第4シードとして出場中。この日行われた男子シングルス準々決勝では第5シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦したが、ジョコビッチから4-6, 3-6, 3-1となった時点でムセッティが棄権を表明。これにより、思わぬ形でジョコビッチは4年連続13度目のベスト4進出を決めた。

全豪オープンでは過去10度優勝し、四大大会シングルス全体では24度優勝を経験。今大会は男女を通じて歴代単独最多となる25度目の四大大会制覇を目指している。

そのジョコビッチとある記者との間で、会見の終盤に以下のようなやり取りがあった。

記者:「キャリアの初期にロジャー(・フェデラー)やラファ(・ナダル)を追いかけタイトルを争っていました。そしてキャリア終盤のいま、ヤニック(・シナー)やカルロス(・アルカラス)を追いかけています」

ジョコビッチ:「ん?僕がヤニックやカルロスを追いかけている?どういう意味で?」

記者:「いま、グランドスラムタイトルを獲得するという点です」

ジョコビッチ:「つまり、僕は常に追う側で、追われることは一度もないってこと?」

記者:「その間、あなたは24のグランドスラムを制しています」

ジョコビッチ:「ありがとう。たまにはそれを言うことも必要でしょ」

記者:「すみません。言うべきではなかったです」

ジョコビッチ:「いいよ、気にしないで」

記者:「質問としては、ラファやロジャーを追いかけていた初期のころと、カルロスやヤニックが最近のグランドスラムを分け合うようになったいまとでは気持ちの面で違いはありますか?」

ジョコビッチ:「その質問は少し失礼な気がするね。あなたが言っているように、僕がラファやロジャーを追いかけていた時期と、今カルロスやヤニックを追いかけている時期の間に起きたこと、つまり僕がグランドスラムを支配していた約15年間の空白を見落としているように思えるから。だから、その点を考慮に入れることが重要だと思う。正直なところ、自分が追いかけているとは感じていない。ロジャーとラファは永遠に僕の最大のライバルだ。そして、ヤニックとカルロスが成し遂げていること、そしてこれからも10年、15年、20年と続けていくであろうことに深い敬意を抱いている。彼らがあと何年プレーするかは神のみぞ知る、まだ若すぎるからね」

「このことはスポーツにおける自然な循環だ。つまり、また新たな2人のスーパースターが現れ、おそらく3番手の選手が現れるだろう。僕はその3番手を応援するつもりだ。なぜなら、僕はいつも序盤では3番手だったから。でも、それはテニスというスポーツにとって良いこと。こうしたライバル関係や、個性やプレースタイルの対比はテニスにとって非常に有益だ。それが僕にどう影響するか?言った通り、追いかけている感覚はないよ」

「僕は自らの歴史を刻んでいる。そして、これまで一貫して明言してきたように、僕の意図は常に、達成目標や成果という点であらゆる大会、特にグランドスラムでは決勝戦に進むことだ。グランドスラムこそが僕が競技を続け、テニスをプレーし続ける最大の理由の1つだ。だから、言えるのはそれだけだ。今の彼らは、僕や他の選手たちより優れているか?答えはイエスだ。そのクオリティとレベルは驚くべきものだ。素晴らしく、驚異的だ。だが、だからといって白旗を掲げて退くかといったらそれは違う。最後のショットまで、最後のポイントまで戦い、彼らに挑戦するために全力を尽くすよ」

ジョコビッチは準決勝で第2シードのJ・シナー(イタリア)との大一番を迎える。

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