【2018年 振り返り】5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に
錦織圭はノーシードで出場。初戦は第10シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦した。
錦織と同様に、今年1月にジョコビッチもけがから復帰。2人が1回戦で対戦する好カードとなった。
この試合、先手を打ったのは錦織で、ジョコビッチのサービスゲームを先にブレークする好スタート切った。しかし、ブレークバックを許すと、第11・第12ゲームを連取されて第1セットを落とす。第2セットは両者互角の戦いを見せたが、第10ゲームでジョコビッチにマッチポイントを握られるとバックハンドがアウトし、1時間59分で力尽きた。
初戦敗退を喫した錦織だったが、翌週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では1回戦でベテランの
F・ロペス(スペイン)に勝利すると、2回戦では
G・ディミトロフ(ブルガリア)との激闘を制す。さらに3回戦で
P・コールシュライバー(ドイツ)に快勝し、ベスト8へ駒を進めた。
準々決勝では、またもジョコビッチが立ちはだかった。リベンジを狙う錦織は第1セットを取るも鉄壁の守備を誇るジョコビッチに屈し、4強入りとはならなかった。この敗戦で、元世界ランク1位のジョコビッチに12連敗となった。
その後は全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場。初戦で当時世界ランク304位のM・ジャンヴィエ(フランス)の強打に苦しむも4年連続7度目の初戦突破を果たすと、2回戦では
B・ペール(フランス)との死闘を制して3回戦へ駒を進めた。
【錦織 2018年5月】<全仏オープン>
2回戦 6-3, 2-6, 4-6, 6-2, 6-3 B・ペール
1回戦 7-6 (7-0), 6-4, 6-3 M・ジャンヴィエ
<BNLイタリア国際>
準々決勝 6-2, 1-6, 3-6 N・ジョコビッチ
3回戦 6-1, 6-2 P・コールシュライバー
2回戦 6-7 (4-7), 7-5, 6-4 G・ディミトロフ
1回戦 7-6 (7-5), 6-4 F・ロペス
<マドリッド・オープン>
1回戦 5-7, 4-6 N・ジョコビッチ
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大坂なおみ 開花~完璧主義者が描く未来~」
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12月8日(土)よる6:00
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