テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク1位で第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)は同48位の
シェ・シュウェイ(台湾)に6-3, 4-6, 5-7の逆転で敗れ、3年連続4度目のベスト16進出とはならなかった。
>>錦織vsガルビス 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会を飾ったハレプは、この日ファイナルセットでゲームカウント5-2とリードする。しかし、そこからシュウェイの粘りに屈し、2時間20分で敗れた。
試合後の会見でハレプは「(シュウェイが)色んなリズムをミックスしてくるのは知っていた。何でもできる選手。芝で彼女よりいいプレーをするのは難しかった。ファイナルセットは5-2とリードしていた。マッチポイントもあった。今日は自分へ試合が傾いてくれなかっただけ。彼女の方がコートでいいプレーをしていた。色々なプレーをしていたし、勝者に値する」と振り返った。
「コートでは、あまり前向きになれていなかったと思う。疲れ過ぎていた。あちこちに痛みがある。今日の試合に言い訳は見つからない。彼女が勝利に値するけど、自分自身に腹立たしい。精神的にも肉体的にも疲れていたと感じた。筋肉がどこかへいってしまった。精神的には本当に疲れていた。集中ができなかった」
芝での戦いについては「ボールが同じバウンドをしない。低い体勢でいるのが本当に辛いし、どんなボールもどうバウンドするか読めない。どこにボールが飛んでくるか分からない。芝でのプレーはいつもチャレンジ。ここでは自分のベストプレーができないけど、来年はもっと向上できることを願っている。よりいい結果が出せることを願っている。芝は、とても難しい。特別なサーフェス」とコメントした。
ハレプを破る金星をあげたシュウェイは、4回戦で
D・チブルコワ(スロバキア)と対戦する。元世界ランク4位のチブルコワは3回戦で第15シードの
E・メルテンス(ベルギー)を下しての勝ち上がり。
今大会はハレプの他に第2シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)、昨年覇者で第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)、第4シードの
S・スティーブンス(アメリカ)、第5シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第6シードの
C・ガルシア(フランス)、第8シードの
P・クヴィトバ(チェコ)、第9シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第10シードの
M・キーズ(アメリカ)ら上位シード勢がベスト16を前に敗退。
第7シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、第11シードの
A・ケルバー(ドイツ)、第25シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)らは16強へ駒を進めてる。
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【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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