テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス3回戦が行われ、第24シードの
錦織圭が第15シードの
N・キリオス(オーストラリア)を6-1, 7-6 (7-3), 6-4のストレートで破り、2016年以来2年ぶり3度目のベスト16進出を果たした。試合後の会見では「芝人生の中でもトップのプレーができた」と手応えを得ていた。
>>錦織vsガルビス 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<この日、試合開始が遅れたことで、錦織とキリオスは日本時間8日の3時15分(現地7日の19時15分)頃にコートへ入場。もし日没で順延となれば8日はウィンブルドン伝統の「ミドル・サンデー」を挟み、9日に持ち越しとなっていた。
「終わらないと思って試合に入っていた」と話した錦織は、キリオスと試合前に「今日、終わるはずないよね?」と会話していたことを明かした。
「日没がかかっていたので、早く終わらせないという思いが強かった。集中して最後までプレーできていた」
錦織は2回戦に続き、3回戦もサービスが好調だった。1ブレークを許したが、ファーストサービスが入った時には80パーセントの高い確率でポイントを獲得し、終始主導権を握った。
強烈なサービスを放つキリオスに対しては「リターンが鍵になると思っていたので、かなり対策は練っていました。ラリー戦に持ち込むのが1番の優先順位でした。落ち着いてプレーできたと思います」とコメントするように、8度のブレークチャンスから4度のブレークに成功。
難敵のキリオスから勝利を手にした瞬間、右拳を力強く握り喜びをかみしめた。試合時間は1時間37分。
ウィンブルドン初のベスト8進出を狙う錦織は、4回戦で世界ランク138位の
E・ガルビス(ラトビア)と対戦する。予選から勝ち上がってきた元世界ランク10位のガルビスは、3回戦で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)をフルセットで破っての勝ち上がり。
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【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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