女子テニスのボルボ・カー・オープン(アメリカ/チャールストン、グリーンクレー、プレミア)は4日、シングルス2回戦が行われ、第10シードの
大坂なおみが世界ランク74位の
L・シゲムンド(ドイツ)を6-3, 7-6 (10-8)のストレートで破り、ベスト16進出を果たした。
>>大坂vsゲルゲス 1ポイント速報<<>>大坂らチャールストン対戦表<<この日、大坂は第1セットを先取し、第2セットも先にブレークに成功。その後、元世界ランク27位のシゲムンドに挽回されてセットポイント握られるが、ネットプレーを決めるなどでピンチをしのぐ。タイブレークも一進一退の攻防からシゲムンドのダブルフォルトにも助けられ、最後は6本目のサービスエースを叩きつけて2時間1分で勝利した。
女子プロテニス協会のWTAの公式サイトには、試合後の大坂のコメントが掲載されている。
「正直、試合中はずっとイライラしていたから、こうして勝つことができたのは素直に嬉しかった。全てのことに気を配っているわけではない。いつも本当に疲れているし、全てのことがとても早く過ぎていると感じている。今は目の前の試合にだけ集中して、それ以外のことはあとに考えている」
「気持ちは、すぐに乱れてしまうと感じている。第2セットはタイブレークに持ち込めたから勝てたと思う。あのタイブレークはどちらが取ってもおかしくなかった。そう考えると、ちょっとラッキーだった」
今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)でツアー初優勝を飾った20歳の大坂は「ちょっとイライラしてしまった。それはインディアンウェルズから感じていること。物事があっという間に過ぎて、ちょっと精神的に疲れていると感じている。それをどう対処するかを学ぶ必要がある」とコメントした。
ベスト8進出をかけて、大坂は3回戦で第5シードの
J・ゲルゲス(ドイツ)(ドイツ)と対戦する。
「彼女(ゲルゲス)とは去年のウィンブルドンで練習をした。素晴らしい選手で、本当にいいサービスを持っている。彼女がコートの中へ入ってプレーしてきたら、基本的にそのポイントは彼女のものになってしまう。チャレンジャーとしてプレーをし、自分のベストプレーに努めて、前向きな気持ちを持って試合に臨みたい」と大坂は意気込んだ。
4月9日に開幕する米男子クレーコート選手権をWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程無料配信予定。
【放送予定】 2018年4月9日(月)~4月15日(日)
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