男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は1日、シングルス決勝が行われ、第14シードの
J・イズナー(アメリカ)が第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-7 (4-7), 6-4, 6-4の逆転で下し、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初優勝を果たした。
「ATPマスターズ1000」で初優勝者が3選手続いたのは、15年ぶり。昨年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は
J・ソック(アメリカ)、今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)は
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、そしてマイアミ・オープンはイズナーがタイトルを獲得した。
15年前の2003年には、ハンブルグ・マスターズ(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP1000)で
G・コリア(アルゼンチン)、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で
F・マンティヤ(スペイン)、ロジャーズ・カップ(カナダ/ モントリオール、ハード、ATP1000)で
A・ロディック(アメリカ)が続けて「ATPマスターズ1000」初優勝を飾った。
またイズナー優勝により、ヨーロッパ勢以外の選手が3大会連続で「ATPマスターズ1000」を制した。ソックがロレックス・パリ・マスターズでタイトルを獲得する前は69大会でヨーロッパ勢が「ATPマスターズ1000」の頂点に立っていた。
32歳11カ月5日のイズナーは、31歳2日で初優勝を飾った
I・リュビチッチ(クロアチア)の記録を更新し、歴代最高齢での「ATPマスターズ1000」初優勝者となった。
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