男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は4日、シングルス準決勝が行われ、第16シードの
J・ソック(アメリカ)が世界ランク83位の
J・ベネトー(フランス)を7-5, 6-2のストレートで下して四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初の決勝進出を果たすと同時に、Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)初出場まであと1勝とした。
>>ソックvsクライノビッチ 1ポイント速報<<>>パリ・マスターズ 対戦表<<マスターズ初優勝に王手をかけたソックは、決勝で世界ランク77位の
F・クライノビッチ(セルビア)と対戦する。クライノビッチは準決勝で第9シードの
J・イズナー(アメリカ)をフルセットで破っての勝ち上がり。
12日に開幕するNitto ATPファイナルズへの出場枠は残り1つ。現時点では世界ランク11位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が出場圏内だが、ソックが今大会で優勝すると残り1枠を獲得する。
R・ナダル(スペイン)、
R・フェデラー(スイス)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
D・ティーム(オーストリア)、
M・チリッチ(クロアチア)、
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
D・ゴファン(ベルギー)の出場は確定している。
一方、敗れた35歳のベネトーは地元でマスターズ初の決勝進出とはならなかった。今大会は1回戦で若手期待の
D・シャポバロフ(カナダ)、2回戦で第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)、3回戦で第7シードのゴファン、準々決勝で第3シードのチリッチを下す快進撃で4強へ進出していた。
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