男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は1日、シングルス決勝が行われ、第14シードの
J・イズナー(アメリカ)が第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-7 (4-7), 6-4, 6-4の逆転で下し、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初優勝を果たした。
今季5大会初戦敗退と勝ち星に恵まれていなかった32歳のイズナーは、マイアミ・オープンでの突然の躍進について言及した。男子プロテニス協会のATPが優勝したイズナーのコメントを掲載している。
「徹底的に議論した。それはコート上での練習量ではなかった。練習はやっている。ジムでの時間でもない。それもやってきた。問題はメンタルで、僕自身がコートで萎縮して、ためらいがちになっていた。だから接戦で負けていたんだ」
優勝まで53ゲームをサービスキープしたイズナーは、ズベレフとの決勝で18本のサービスエースを叩きつけた。
「今週、そのハードルを超えた。だから僕は全試合に超新鮮な気分でリラックスして臨めた。試合に勝ってディナーを食べて、ポイントを打っていった。リラックスするんだ、自由にプレーできれば力になる」
「僕にとって、ここでのシングルス優勝は唯一無二だ。クレイジーだ」と締めくくった。
アメリカ勢のマイアミ・オープン優勝は2010年の
A・ロディック(アメリカ)以来8年ぶり。さらに
S・スティーブンス(アメリカ)とともに男女でシングルスを制したのは2004年のロディックと
S・ウィリアムズ(アメリカ)以来14年ぶり。
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