男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は1日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)は第14シードの
J・イズナー(アメリカ)に7-6 (7-4), 4-6, 4-6の逆転で敗れ、昨年のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)以来「ATPマスターズ1000」3勝目、今季初のタイトル獲得とはならなかった。
決勝戦、ズベレフはタイブレークの末に第1セットを先取したが、第2セットでは第9ゲームでブレークされてセットカウント1-1に。ファイナルセットでは第9ゲームで、この日2度目のブレークを許したズベレフはラケットを破壊。試合を通して1度もブレークできず、2時間29分で敗れた。
ズベレフは昨年にBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)やロジャーズ・カップなど5大会で優勝している。
今シーズンはアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でベスト4へ進出した。
一方、32歳のイズナーは「ATPマスターズ1000」で初優勝。アメリカ勢のマイアミ・オープン優勝は2010年の
A・ロディック(アメリカ)以来8年ぶり、
S・スティーブンス(アメリカ)とともに男女でシングルスを制したのは2004年のロディックと
S・ウィリアムズ(アメリカ)以来14年ぶり。
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