男子テニスで元世界ランク3位の
S・ワウリンカ(スイス)は1日、今月開催されるBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を膝の治療のために欠場する意向を表した。
ワウリンカは昨年8月に2度にわたり膝の軟骨を修復する手術を受けていたが、その治療に専念するために今月開催される2度のマスターズ1000大会を欠場し、その後のクレーコート・シーズンでの復帰を目指す。
「その2大会はいずれも大きな大会だが、大きな手術から復帰して数大会戦った今、チームと話し合った結果、またしっかり回復させてから練習へ戻ることが最善だという決断に至った。ツアーへ戻り試合を楽しんでいたが、今回の決断は再びコートへ戻ることに更なるモチベーションを与えてくれている。今の目標は、また最高のレベルを見つけることで、そうするためにも日々の激しい努力を続けなければならない」と綴った。
ワウリンカは昨年後半の約6カ月のツアー離脱を経て今シーズンで復帰し、ここまで4大会に出場していた。
全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、ソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)、ABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、ATP500)、そしてオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)に出場し、最高成績はソフィア・オープンでのベスト4進出だった。
「今は忍耐が必要で、体が必要としている時間を与えることが必要。現時点での目標は、クレーで復帰すること。クレーシーズンは大好きなシーズンであり、そこへ向けて準備ができたらと願っている。いつも多大なサポートをしてくれている全てのファンの方々には感謝したい。コートの中でも外でもとても努力をしていて、数週間以内での復帰を望んでいる」とワウリンカは今の気持ちを加えていた。
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