男子テニスで世界ランク16位の
N・キリオス(オーストラリア)は27日にツイッターで、現在行われている女子テニスのアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、インターナショナル)1回戦での
D・ガブリロワ(オーストラリア)の行動について苦言を呈した。
>>杉田vsプイユ 1ポイント速報<<>>杉田らドバイ選手権対戦表<<アビエルト・ メキシコ・テルセルで第3シードのガブリロワは世界ランク76位の
M・ブレングル(アメリカ)と対戦。第1セットを先取されて臨んだ第2セット、第5ゲームでブレークバックされると、怒りのあまりラケットをコートへ投げつけた。ラケットは勢いよくバウンドすると、主審の方へ飛んでいき、ボールボーイに当たりかけた。その後、ガブリロワは逆転に成功し、初戦突破を果たした。
キリオスはこの試合の動画とともに「僕なら6カ月追放になって、すべての新聞とニュース番組で1カ月間報じられる」と綴った。
22歳のキリオスはこれまでに何度かコート上で問題発言や行動を起こし、罰金処分や活動停止処分を受けている。2016年の上海ロレックス・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)では、試合中に明らかにやる気のない態度を取り、主審と口論を起こし観客に暴言を吐き、男子プロテニス協会(ATP)から8週間の出場停止処分と5万ドル(約520万円)の罰金を科され、その後3週間に軽減された。
国別対抗戦 デビスカップ ワールドグループ1回戦 オーストラリアvsドイツ(オーストラリア/ブリスベン、ハード)で肘を負傷したキリオスは、その後のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、ATP500)、デルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)、アビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)を欠場した。
処分を免れて初戦突破したガブリロワはその後も勝ち進み、ベスト8入りを果たしている。準々決勝では
V・セペダ=ロイ(パラグアイ)と対戦する予定。
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