テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は2日目の16日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク96位の
ダニエル太郎は同59位の
J・ベネトー(フランス)に7-6 (8-6), 6-7 (0-7), 4-6, 1-6の逆転で敗れ、大会初の2回戦進出とはならなかった。
>>全豪OP 男子対戦表<<この試合の第1セット、第5ゲームで先にブレークされたダニエル太郎だったが、第10ゲームでブレークバックに成功。タイブレークを制してこのセットを先取する。
しかし、ダニエル太郎は続く第2セットをタイブレークの末に落とすと、第3セットでは2度のブレークを許してセットカウント1-2の崖っぷちに。
第4セットも第3ゲームで先にブレークされたダニエル太郎は、その後も勢いに乗るベネトーを止めることができず、逆転で敗れた。
ダニエル太郎は、予選も含めて全豪オープンに今年で5度目の出場。2016年には初の本戦ストレートインとなったが、1回戦で敗れていた。
2017年は、5月のエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)で自身2度目のツアー8強入り。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では大会初勝利をあげ、2回戦で世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)相手に善戦を繰り広げた。
一方、勝利したベネトーは2回戦で、第7シードの
D・ゴファン(ベルギー)と予選勝者の
M・バッヒンガー(ドイツ)のどちらかと対戦する。
その他の日本勢では、世界ランク168位の
西岡良仁が第27シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)にフルセットで勝利、同41位の
杉田祐一は第8シードの
J・ソック(アメリカ)を下す金星をあげてそれぞれ2回戦に駒を進めた。
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