男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は4日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)がワイルドカードで出場の
J・ミルマン(オーストラリア)に大苦戦するも4-6, 7-6 (10-8), 6-3の逆転で下し、辛くも初戦突破を果たした。
>>ブリスベン国際 対戦表<<今大会、上位4シードは1回戦免除のため、この日が初戦だったディミトロフはミルマンの粘り強いプレーを前にミスが先行し、2度のブレークを許して第1セットを落とす。第2セット、互いに1ブレークずつで迎えたタイブレークでディミトロフは2本のマッチポイントを握られるも、これを死守してセットカウント1-1に。
迎えたファイナルセット、両者譲らぬラリー戦となったが、ディミトロフが第4ゲームで先にブレークに成功。粘るミルマンを振り切って2時間35分でベスト8入りを決めた。
準々決勝では、世界ランク50位の
K・エドモンド(イギリス)と対戦する。エドモンドは2回戦で同58位の
チョン・ヒョン(韓国)をフルセットで下しての勝ち上がり。
世界ランク3位のディミトロフは、昨年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でマスターズ初のタイトルを獲得。初出場を果たした最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)では、1試合も落とすことなく頂点に立つなどキャリア最高のシーズンを送った。
また、同日には世界ランク63位の
D・イストミン(ウズベキスタン)が同54位の
J・ドナルドソン(アメリカ)に7-6 (7-5), 6-2のストレートで勝利、同47位の
R・ハリソン(アメリカ)はラッキールーザーで出場のY・ハンフマン(ドイツ)に6-7 (5-7), 6-4, 6-2の逆転で勝利して8強入りを決めた。
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