2018年1月15日に開幕するテニスの全豪オープン2018(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の本戦出場をかけたアジア・パシフィック地域のワイルドカード プレーオフは3日、男女シングルス決勝が行われ、クォン・スンウ(韓国)と ワン・シィユ(中国)が本戦出場権を獲得した。
第1シードのクォンは、第4シードのゼ・リー(中国)に6-1, 6-1のストレートで圧勝。女子ではワンがA・テレ=アピサー(パプアニューギニア)を4-6, 7-5, 6-4の逆転で破って勝利を手にした。
(左から)クォンとワン
世界ランク168位のクォンは、2018年の全豪オープンが自身初のグランドスラム本戦となる。今季は慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017( 日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)とフィラ・ソウル・オープン・チャレンジャー(韓国/ソウル、ハード、ATPチャレンジャー)で準優勝を飾った。
一方、16歳のワンも今回が四大大会初の出場。10月に行われたITFジュニアサーキット グレードAの大阪市長杯 世界スーパージュニアテニス選手権大会(兵庫県/ブルボンビーンズドーム、室内ハード)でタイトルを獲得した。
昨年のアジア・パシフィック地域のワイルドカード予選を制した
D・イストミン(ウズベキスタン)は、今年の全豪オープン2回戦で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破る大金星をあげ、ベスト16へ進出する快進撃を見せた。
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