男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ決勝フランス対ベルギー(フランス/リール、室内ハード)は大会最終日の26日にシングルス2試合が行われ、フランスが3勝2敗で2001年以来16年ぶり10度目の優勝を飾った。
第1試合に登場した
JW・ツォンガ(フランス)はNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)で準優勝を飾った
D・ゴファン(ベルギー)と対戦。10本のサービスエースを放ったが、6-7 (5-7), 3-6, 2-6のストレートでエース対決に敗れ、勝負の行方はシングルス第2試合に。
2勝2敗で迎えたシングルス第2試合、
L・プイユ(フランス)が「ミスターデビスカップ」と称されている
S・ダルシス(ベルギー)に6-3, 6-1, 6-0のストレートで勝利し、チームの優勝を決めた。
この試合、ファーストサービスが入った時に89パーセントの確率でポイントを獲得したプイユは、ダルシスに1度もブレークチャンスを与えず、わずか1時間34分で完勝した。
組み合わせは以下の通り。
【大会1日目】・シングルス第1試合:L・プイユ 5-7, 3-6, 1-6 D・ゴファン
・シングルス第2試合:JW・ツォンガ 6-3, 6-2, 6-1 S・ダルシス
【大会2日目】・ダブルス第1試合:
R・ガスケ(フランス)/
PH・エルベール(フランス) 6-1, 3-6, 7-6 (7-2), 6-4
R・ベーメルマンス(ベルギー)/
J・デ=ルーレ(ベルギー)【大会3日目】・シングルス第1試合:JW・ツォンガ 6-7 (5-7), 3-6, 2-6 D・ゴファン
・シングルス第2試合:L・プイユ 6-3, 6-1, 6-0 S・ダルシス
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利となる。
昨年のデビスカップ ワールドグループ決勝は、アルゼンチンがクロアチアを逆転で破って初優勝を飾った。
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