テニスツアーで数々の名勝負の主審を務めたゴールドバッジ・アンパイヤーのパスカル・マリア氏(フランス)が20日、自身のツイッターで主審業を引退すると発表した。
現在44歳のパスカル氏は、2008年のウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)決勝の
R・フェデラー(スイス)対
R・ナダル(スペイン)、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、 ハード)決勝の
A・マレー(イギリス)対
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)など、世界大会で繰り広げられた名勝負の主審として携わってきた。
11月19日まで行われた女子テニスツアーの台北OECオープン(台湾/台北、カーペット、WTA125K series)を最後に引退となったパスカル氏は、大会終了後に引退セレモニーが行われた。
また、パスカル氏の引退に対して世界ランク27位の
F・フォニーニ(イタリア)は自身のインスタグラムで「Nooo パスカル...行かないで!!私たちと一緒にいて...愛しています」と惜別のメッセージを送っている。
パスカル氏は今後、フランス・テニス連盟に勤める予定。
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