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「もってる男」ソック初勝利

ジャック・ソック
最終戦初勝利をあげたソック
画像提供: ゲッティ イメージズ
男子テニスの最終戦であるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は14日、グループ・ボリス ベッカーのシングルス予選ラウンドロビンが行われ、第8シードのJ・ソック(アメリカ)が第5シードのM・チリッチ(クロアチア)を5-7, 6-2, 7-6 (7-4)の逆転で下して初勝利をあげ、1勝1敗とした。

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「(会場のO2アリーナで、シングルスで勝利した最初のアメリカ人について)あまり興味はない。アメリカ人ナンバー1とか、最初のアメリカ人とか。ただコートに立って楽しんで戦うだけ」

現在25歳のソックは、これまで数々の大一番を乗り越えてきた。

2011年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ミックスダブルス、2014年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)男子ダブルスで優勝。

リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)ではシングルス1回戦でダニエル太郎に敗れたが、ミックスダブルスで金メダル、男子ダブルスで銅メダルを獲得した。

そして、今年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP100)では初戦の2回戦で敗戦寸前から逆転勝ちすると、その後も勢いは止まらず、マスターズ初優勝を飾ると同時にATPファイナルズ初出場を決めた。

これはソックにとってシングルスでキャリア最高の勝利、さらにアメリカ勢にとっても大きな優勝だった。

1.ヨーロッパ人選手のマスターズ優勝記録を69でストップさせた
2.アメリカ勢では2010年のA・ロディック(アメリカ)以来 約7年ぶりのマスターズ制覇
3.アメリカ勢のATPファイナルズ出場は、M・フィッシュ(アメリカ)以来6年ぶり
4.世界ランキングで自身初のトップ10入り

「ここへ来てからフィッシュと話をしている。彼(フィッシュ)は、ただ楽しめと言ってくれた。彼が最終戦に出場した最後のアメリカ人なのは知っている」

迎えた今大会は初戦で第2シードのR・フェデラー(スイス)にストレートで敗れたが、この日は今年のウィンブルドンで準優勝を飾ったチリッチを逆転で下した。ファイナルセットのタイブレークでは2−4から5ポイントを連取する猛攻を見せた。

「(パリで)逆転勝ちしていたから、(チリッチとのタイブレークでも)勝ち続けていた時の自分を思い出していた。それが自信につながっているし、今日のように第1セットを落としても挽回できた。先にブレークされてタイブレークでもリードされたけど、チャンスはあると信じていた」

今大会のシングルスはグループ・ピート サンプラスとグループ・ボリス ベッカーに分かれ、各グループの4選手が総当り戦を行う。各グループの上位2名が決勝トーナメントへ進出し、1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。

獲得ポイントは予選ラウンドロビンで1勝する毎に200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。

【グループ・ピート サンプラス】
(1)R・ナダル(スペイン) 0勝1敗
(4)D・ティーム(オーストリア) 0勝1敗
(6)G・ディミトロフ(ブルガリア) 1勝0敗
(7)D・ゴファン(ベルギー) 1勝0敗
P・カレノ=ブスタ(スペイン)

【グループ・ボリス ベッカー】
(2)R・フェデラー 2勝0敗
(3)A・ズベレフ(ドイツ) 1勝1敗
(5)M・チリッチ 0勝2敗
(8)J・ソック 1勝1敗

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