男子テニスの最終戦であるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は13日、グループ・ピート サンプラスのシングルス予選ラウンドロビンが行われ、第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第4シードの
D・ティーム(オーストリア)を6-3, 5-7, 7-5のフルセットで破り、初戦を白星で飾った。
>>フェデラーvsズベレフ 1ポイント速報<<>>ATP最終戦 組み合わせ表<<この日、ディミトロフはミスを重ねるティームから第1セットを先取。第2セットは第12ゲームをブレークされてセットカウント1-1に追いつかれたが、ファイナルセットは第7ゲームでネットプレーを決めてブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチの第10ゲームはブレークバックを許すも、第11・第12ゲームを連取して2時間を超える激闘に終止符を打った。
ATPファイナルズに初出場のディミトロフは、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)決勝で
錦織圭を破り優勝すると、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入り。地元のソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)では今季2勝目をあげ、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でマスターズ初優勝。現在の世界ランキングは自己最高の6位を記録している。
一方、敗れたティームはATPファイナルズに2年連続2度目の出場。今年はリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でタイトルを獲得、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)ではマスターズ初の決勝進出を果たした。
今大会のシングルスはグループ・ピート サンプラスとグループ・ボリス ベッカーに分かれ、各グループの4選手が総当り戦を行う。各グループの上位2名が決勝トーナメントへ進出し、1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビンで1勝する毎に200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
【グループ・ピート サンプラス】
(1)
R・ナダル(スペイン)(4)D・ティーム 0勝1敗
(6)G・ディミトロフ 1勝0敗
(7)
D・ゴファン(ベルギー)【グループ・ボリス ベッカー】
(2)
R・フェデラー(スイス) 1勝0敗
(3)
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝0敗
(5)
M・チリッチ(クロアチア) 0勝1敗
(8)
J・ソック(アメリカ) 0勝1敗
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