男子テニスで元世界ランク12位の
P・H・マチュー(フランス)は、29日に行われたロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)予選決勝で
V・ポスピシル(カナダ)に敗れたことにより、現役生活に幕を下ろした。
>>ナダルらパリ・マスターズ 対戦表<<現在35歳のマチューは、1999年にプロへ転向し、これまで4大会でタイトルを獲得。
グランドスラムでは、2006・2008年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、2002・2008年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、2007・2010年のウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)で4回戦進出を果たした。
しかし、2010年11月以降は怪我により約14カ月間ツアーを離脱。2012年1月末に復帰し、733位まで落としていた世界ランキングを一時は54位まで上げたが、近年は早期敗退が相次いでいた。
シングルスで最後の試合を終えたマチューは、ロレックス・パリ・マスターズのダブルスに
B・ペール(フランス)と組んでワイルドカードで出場しており、1回戦では
N・モンロー(アメリカ)/
J・ソック(アメリカ)組と対戦する。
■関連ニュース■
・フェデラー 同胞の引退試合観戦・フェデラー 引退について語る・引退の伊達に各界からエール