女子テニスのプルデンシャル・香港テニス・オープン(香港、ハード、WTAインターナショナル)は10日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク64位の
大坂なおみが予選勝者で同415位のA・グアラチー(チリ)を7-5, 6-4のストレートで下し、大会初の2回戦進出を果たした。
>>尾崎vsヴィーナス 1ポイント速報<<この試合、序盤から両者サービスキープが続く展開となったが、大坂はミスが増えた相手の隙きをついて第12ゲームでブレークして第1セットを先取。
第2セットは、第1ゲームでいきなりブレークを許したが、第2ゲームですぐにブレークバック。その後は互いに譲らぬ展開となるも、大坂が粘るグアラチーを振り切って勝利を手にした。
2回戦では、第2シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と世界ランク95位の
尾崎里紗の勝者と対戦する。
19歳の大坂は今季、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で3回戦へ進出。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では、1回戦で昨年覇者の
A・ケルバー(ドイツ)をストレートで破る金星をあげた。
しかし、ジャパン ウィメンズオープン(日本/東京、ハード、WTAインターナショナル)以降は4大会連続で初戦敗退を喫していた。
その他の日本勢では
奈良くるみ、尾崎、
加藤未唯、
江口実沙、予選勝者の
青山修子が今大会に出場。奈良と青山は同日の1回戦で敗れた。
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