男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は3日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク23位の
L・プイユ(フランス)に苦戦するも4-6, 7-6 (8-6), 7-5のフルセットで勝利し、5年連続の初戦突破を果たした。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<この試合、1度もブレークポイントを握ることが出来ずに第1セットを落としたナダルは、第2セットのタイブレークで2本のマッチポイントを握られたが、これをしのいでセットカウント1-1に。
迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続くも、ナダルが第11ゲームでブレークに成功。リードを守りきって2時間31分の激闘を制した。
2回戦では、世界ランク42位の
K・カチャノフ(ロシア)とワイルドカードで出場の
ウー・ディ(中国)の勝者と対戦する。
31歳のナダルは、チャイナ・オープン初出場の2005年にタイトルを獲得。2013・2015年には準優勝を飾っている。
今季は、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れるも準優勝。クレーコートシーズンでは、史上最多10度目の優勝を飾った全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)をはじめとする4大会で頂点に立った。
さらに8月21日発表の世界ランキングで、約3年ぶりに1位に返り咲くと、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2013年以来4年ぶり3度目の優勝を果たし、四大大会16度目のタイトルを獲得した。
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