男子テニスで世界ランク119位の
西岡良仁は9月30日、ヨネックスプレイヤーズパーティーに出席した際にインタビューに応じ、「回復は順調。来年始めから試合に出られるようリハビリをしている。9割間に合うと言ってもらえている。動き回るのが生命線なので、直すしかない」と、復帰に向けて意気込みを語った。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<21歳の西岡は、今年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でマスターズ初のベスト16進出を果たし、4回戦では
S・ワウリンカ(スイス)を相手に善戦を繰り広げるなど、好調なシーズンを送っていた。
しかし、直後のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で左膝を負傷。前十字靭帯断裂と診断されたため、ツアーを一時離脱し4月に手術を受けた。
現在行っているリハビリについては「球出しをしたり、最近はダッシュや切り返し動作も出来ている。上半身のトレーニングが結構できた。元々下半身は強かったけど、上半身は弱かったので鍛えられて良かった。肩周りも私服を着るとパツパツになるぐらい変わった」と西岡。
続けて「(復帰後は)チャレンジャーやATP250も出られるので、なるべく早く58位に戻りたい。今テニス以外のイベントに参加したり、色々挑戦できている。人生経験においては今が良い時間となっている」と、充実した生活を送っている様子だった。
今シーズン、
錦織圭が右手首の怪我により休養に入っている中、
杉田祐一や
添田豪が活躍を見せている。
日本勢の活躍に対し、西岡は「杉田さんや添田さんの活躍を見ていて、やりたくなってしまうので、なるべく試合を観ないようにしている。自分なら今どうしたかとか考えてしまうので」と、話していた。
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