テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク116位の
奈良くるみが第8シードで元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)を6-3, 3-6, 6-3のフルセットで破る金星をあげ、4年ぶりの3回戦進出を果たした。
>>ダニエル 太郎vsナダル1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<この試合、2度のブレークに成功して第1セットを先取した奈良だったが、第2セットを奪われて勝負の行方はファイナルセットへ。
迎えたファイナルセット、奈良は第1ゲームで先にブレークを許したが、直後の第2ゲームでブレークバックに成功。粘り強いストロークでポイントを重ねた奈良がクズネツォワを振り切って勝利をおさめた。
3回戦では、世界ランク37位の
L・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。サファロバは、2回戦で同80位の
日比野菜緒を破っての勝ち上がり。
25歳の奈良は、今大会の1回戦で同86位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)をストレートで下して2回戦に駒を進めていた。
今シーズンの四大大会は、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で4年連続の初戦突破を果たした。
その他の日本勢では、世界ランク45位の
大坂なおみが同90位の
D・アレルトバ(チェコ共和国)を破って3回戦進出を決めたが、
尾崎里紗は2回戦で敗れた。
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