テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)が第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで下して四大大会復帰戦を白星で飾り、初戦突破を果たした。
>>全米OP対戦表<<>>ハレプvsシャラポワ 1ポイント速報<<両者は今回が7度目の対戦で、シャラポワの6連勝中。直近の対戦は2015年のWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、 室内ハード)予選ラウンドロビンで、この時はシャラポワがストレート勝ちをおさめている。
今大会、第2シードのハレプは上位シード勢が勝ち進んだ場合、3回戦で第32シードの
L・デイビス(アメリカ)、4回戦で第16シードの
A・セバストバ(ラトビア)か第22シードの
ペン・シュアイ(中国)、準々決勝で第7シードの
J・コンタ(英国)か第11シードの
D・チブルコワ(スロバキア)と対戦する組み合わせ。
全米オープンには今年で8年連続の出場で、2015年にはベスト4進出を果たした。昨年は準々決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)にフルセットで敗れた。
一方、今年4月にドーピング違反から1年3カ月ぶりに復帰したシャラポワは、今大会にワイルドカードで出場。5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではワイルドカードが与えられなかったため、昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来のグランドスラム出場となる。
全米オープンでは2006年に初優勝を飾っており、今回は2014年以来3年ぶりの出場。
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