テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルス予選決勝が行われ、予選第2シードの
D・シャポバロフ(カナダ)が
J・サトラル(チェコ共和国)を6-7 (2-7), 6-1, 6-3の逆転で下し、大会初の本戦入りを果たした。
>>全米OP男子対戦表<<>>全米OP賞金一覧<<この日、55分の接戦の末に第1セットを落としたシャポバロフだったが、続く第2セット以降はサトラルに1度もブレークを許さない試合を展開し、2時間で勝利を手にした。
本戦1回戦で世界ランク53位の
D・メドヴェデフ(ロシア)と対戦する。
予選3試合を勝ち抜いて本戦入りを決めた18歳のシャポバロフは、2週間前のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)で
R・ナダル(スペイン)らを次々と破る快進撃を見せ、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初のベスト4進出。大会後に発表された世界ランキングでは自己最高の67位を記録した。
四大大会では、今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で初の本戦ストレートイン。本戦1回戦では
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)に1-3で敗れた。
また、同日には日本勢から
添田豪と
加藤未唯が登場したが、いずれも敗れて本戦入りとはならなかった。
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