国際テニス連盟(ITF)は6日、男子の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 カナダ対イギリス(カナダ/オタワ、室内ハード)で誤って主審の目にボールを打ち込んだ17歳の
D・シャポバロフ(カナダ)に対して7,000ドル(約78万円)の罰金を科したことを明らかにした。
5日に行われたシングルス第2試合に出場したシャポバロフは、チームの勝利をかけて
K・エドモンド(英国)と対戦。2セットを落とし、第3セットの第3ゲームでもデュースの末にエドモンドへブレークを許した場面で、シャポバロフは怒りの末に手に持っていたボールを観客席の方向へ打ち込んだ際、誤って主審の左目に直撃。
スポーツマン・シップに反する行為として、シャポバロフは失格となり、イギリスがベスト8へ進出した。
シャポバロフは主審のガバス氏を襲うつもりはなく、試合後にはレフェリーの控室でガバス氏を探し、謝罪している。
一方、主審のガバス氏は、試合後に負傷した左目の診察のために病院へ向かった。角膜または網膜への損傷は報告されていない。7日に詳しく検査する予定。
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