男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク46位の
杉田祐一は第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に2-6, 1-6のストレートで敗れ、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初のベスト4進出とはならなかった。
>>杉田らW&Sオープン対戦表<<R・フェデラー(スイス)や
錦織圭らが欠場する中、初戦で第13シードの
J・ソック(アメリカ)を破るなどの快進撃で8強入りした杉田だったが、この日は序盤からミスを重ねて第1セットを落とす。
第2セットも今季2大会で優勝しているディミトロフに主導権を握られて完敗した。
28歳の杉田は、今年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を飾り、日本男子で
松岡修造、錦織に次ぐ史上3人目の快挙を達成。世界ランキングでは松岡の46位を抜いて自己最高の43位を記録した。
一方、勝利したディミトロフは準決勝で、第14シードの
J・イズナー(アメリカ)と20歳の
J・ドナルドソン(アメリカ)の勝者と対戦する。


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