男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は15日、
M・ラオニッチ(カナダ)が左手首の負傷により欠場を発表。この結果、世界ランキングのトップ10で7選手が欠場、さらにシード勢早期敗退の異常事態が起きている。
>>W&Sオープン対戦表<<開幕前、世界ランク1位の
A・マレー(英国)と昨年覇者で同6位の
M・チリッチ(クロアチア)が欠場を表明。同4位の
S・ワウリンカ(スイス)と同5位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は今シーズン終了を発表していた。
さらに世界ランク3位の
R・フェデラー(スイス)と同9位の
錦織圭が怪我により開幕直前で欠場。そして、ラオニッチもそれに続いた。
現在、世界ランキングのトップでは1位の
R・ナダル(スペイン)、7位の
A・ズベレフ(ドイツ)、8位の
D・ティーム(オーストリア)が出場。
現地15日に行われた2回戦では第3シードのティームが初戦を突破。第1シードのナダルと第4シードのズベレフは16日の2回戦に登場する予定。
その他のシード勢では第9シードの
D・ゴファン(ベルギー)、第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第12シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第13シードの
J・ソック(アメリカ)が1回戦で敗退。第8シードの
JW・ツォンガ(フランス)は初戦の2回戦で姿を消した。
今年最後の四大大会である全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日に開幕する。
■関連ニュース■
・錦織13位へ後退 ズベレフ3位・錦織らトップ10で6選手欠場・一触即発ムード あわや顔面直撃