男子テニスのクロアチア・ウマグ・オープン(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は19日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
D・ゴファン(ベルギー)が予選勝者のA・バラージュ(ハンガリー)を6-4, 6-7 (7-9), 6-2のフルセットで下し、苦戦もベスト8進出を果たした。
今大会は上位4シードが1回戦免除のため、2回戦から登場となったゴファンはこの日、2度のブレークに成功して第1セットを先取するも、続く第2セットではタイブレークを接戦の末に落としてセットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットではバラージュに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開し、2時間20分で勝利を手にした。
準々決勝では、
I・ドディグ(クロアチア)と対戦する。
26歳のゴファンは、今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第10シードで出場していたが、世界ランク65位の
H・セバリョス(アルゼンチン)との3回戦でボールを追いかけた際に転倒。怪我は肉離れと診断され、一時ツアー離脱を余儀なくされていた。
今シーズンは未だ無冠だが、ソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)とABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)の2大会連続で準優勝。2月には、世界ランキングで自己最高の10位を記録している。
昨年のクロアチア・ウマグ・オープンでは、
F・フォニーニ(イタリア)が
A・マーティン(スロバキア)を下して優勝を果たした。


■関連ニュース■
・全仏OPで悲劇 無念の途中棄権・錦織「恥ずかしいの一言。笑」・錦織 残りシーズンへ向け休養