テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス1回戦が行われ、第29シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が世界ランク486位の
T・コキナキス(オーストラリア)を6-3, 3-6, 7-6 (7-2), 6-4で下し、苦戦も2年連続8度目の初戦突破を果たした。
>>錦織vsスタコフスキ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この日、第1セットを先取したデル=ポトロだったが、続く第2セットでは第7ゲームからコキナキスに3ゲームを連取され、セットカウント1-1となる。
流れがコキナキスに傾き始めた第3セットでは、先にブレークを許して追う展開となるも、元世界ランク4位の底力を見せ、第6ゲームでブレークバックに成功。時には大きな雄叫びをあげて自身を鼓舞し、タイブレークを制してセットカウント2-1とする。
その後、第4セットでデル=ポトロは徐々に自身のペースを掴み始め、最後は3ゲームを連取して3時間3分で勝利を手にした。
2回戦では、世界ランク589位の
E・ガルビス(ラトビア)と対戦する。
2月のデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)からシーズンをスタートさせた世界ランク32位のデル=ポトロは、今季未だツアー優勝には至っていない。
全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では3回戦で
A・マレー(英国)にストレートで敗れ、5年ぶりの16強入りとはならなかった。
過去のウィンブルドンでは2013年にベスト4へ進出。昨年は3回戦で
L・プイユ(フランス)に敗れていた。
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