テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会初日の3日、男子シングルス1回戦が行われ、6年連続6度目の初戦突破を果たした第9シードの
錦織圭は会見で「余裕があった。試しながらやっているところはあった」と振り返った。
>>錦織2回戦 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この日、世界ランク102位の
M・チェッキナート(イタリア)に6-2, 6-2, 6-0でストレート勝ちした錦織は「どのセットも先にブレーク出来た。自分のプレーを貫いて、今日は前に出てプレッシャーをかけられた。相手のミスも多くてあまりラリーにならなかった。後半はサーブが良くなって、いいところは沢山ありました」と手応えを得ていた。
続けて「前に出る回数を増やして、なるべくチャンスを逃さないように意識した」と加えた。
前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では臀部の痛みで途中棄権したが「自分の内容が良かった。うまく緊張感がなかったいう面では、いいプレーが出て当たり前なところはある」と不安を払拭した。
2回戦では、世界ランク81位の
J・ベネトー(フランス)と同122位の
S・スタコフスキ(ウクライナ)の勝者と対戦する。
2014・2016年にベスト16へ進出している錦織は上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第18シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、4回戦で第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準々決勝では第4シードの
R・ナダル(スペイン)と顔を合わせる組み合わせ。
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