7月3日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は1日、第3シードの
錦織圭が会見で、サーフェスの芝について「番狂わせが起きやすいコートではあるので、よりケアしながらやりたいです」と警戒した。
>>ウィンブルドン対戦表<<>>ウィンブルドン賞金一覧<<近年の錦織は芝のシーズンと相性が悪く、2015年から5大会連続で棄権している。前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では2回戦で臀部の負傷により無念の途中棄権。
グランドスラムで唯一8強へ手が届いていないウィンブルドンについて、錦織は「ここで、いい結果を残したいという気持ちはある」と意気込んでいる。
今大会は、2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来となる上位8シード外となった。
「8シードから外れると若干不安。確率的に優位に進めるためには、8以内には入っておかなければいけない。おかれた状況で頑張るしかないです」
初戦では、世界ランク105位の
M・チェッキナート(イタリア)と対戦する。
上位シード勢が順当に勝ち進むと、3回戦で第18シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、4回戦で第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準々決勝では今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制した第4シードの
R・ナダル(スペイン)と顔を合わせる厳しい組み合わせ。
1日に錦織は、午前に第10シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、午後には第24シードの
S・クエリー(アメリカ)と練習を行い、芝の感触を確かめた。
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