男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は22日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
錦織圭は世界ランク38位の
K・カチャノフ(ロシア)と対戦したが、2-3時点で左腰付近の痛みにより途中棄権し、2年ぶりのベスト8進出とはならなかった。
>>錦織らゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、序盤から互いにサービスキープが続く展開となったが、第5ゲームが終了した時点でメディカルタイムアウトを要求。左腰付近の治療を受けて試合再開したが、痛みで試合を続行することが出来ず無念の途中棄権となった。
初戦では、
F・ベルダスコ(スペイン)に第1セットを先取されるも6-7 (7-9), 6-3, 6-4の逆転勝ちをおさめて芝初戦を白星で飾り、2回戦に駒を進めていた。
また、今大会はベルダスコとペアを組んでダブルスにも出場。第1シードの
L・クボット(ポーランド)/
M・メロ(ブラジル)組に善戦したが、4-6, 6-4, [8-10]のフルセットで敗れてベスト8進出を逃した。
27歳の錦織は、先日行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2年ぶりのベスト8進出を果たし、今大会からの芝シーズンに臨んでいた。今後は7月3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に出場する予定。
一方、思わぬ形で大会初のベスト8進出を果たした21歳のカチャノフは準々決勝で、予選勝者の
M・ユーズニー(ロシア)とワイルドカードで出場の
A・ルブレフ(ロシア)の勝者と対戦する。
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