テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、2014年以来3年ぶり史上最多10度目の優勝を果たした第4シードの
R・ナダル(スペイン)が、表彰式のスピーチで「ここ(全仏オープン)は特別な場所。皆に感謝している」と語った。
>>全仏OP対戦表<<決勝戦、2015年覇者で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)を6-2, 6-3, 6-1のストレートで下し、四大大会の優勝回数が
R・フェデラー(スイス)の18勝に次ぐ15勝で単独2位となったナダルは「この気持ちを説明するのは難しい。このコートでプレー出来るのは、これ以上ないこと」と笑顔でコメントした。
表彰式には、叔父でありコーチであるトニ・ナダルも登壇。これまで常にツアーへ同行してくれたトニへ向け「彼(トニ)がいなければ、10個のトロフィーを勝ち取れなかった」と感謝の言葉をおくった。
オープン化以降で男女を通じて同一の四大大会を10度制したのはナダルが初となった。また今大会では1セットも落とさずに、キャリア通算73勝目をあげた。
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