テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2年ぶりのベスト8進出を果たした
錦織圭は8日、自身の公式アプリ「KEI NISHIKORI」へ動画を投稿し「フレンチオープンが終わり、また次のウィンブルドンに向けて頑張ります」とコメントした。
>>マレーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>ナダルvsティーム 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<錦織は、現在開催中の全仏オープンに第8シードで出場。初戦で
T・コキナキス(オーストラリア)、2回戦で
J・シャルディ(フランス)に勝利。3回戦では、
チョン・ヒョン(韓国)との2日間におよぶアジア対決を制し、
F・ベルダスコ(スペイン)との4回戦では1ゲームも奪うことが出来ず第1セットを落としたが、逆転勝利をおさめて2年ぶりのベスト8進出を果たした。
そして、王者
A・マレー(英国)との大一番。序盤からベースラインの内側に入って果敢に攻めた錦織が2度のブレークに成功して第1セットを先取。しかし、第2セット以降でミスが増え始めた錦織は、徐々に息を吹き返したマレーに主導権を奪われ、逆転で力尽きた。
ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で右手首を負傷した錦織は、怪我を不安視される中、全仏オープン前週にバンク・エリック・ストゥルザ・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)に急遽出場し、クレーで最終調整を行った。
迎えた今大会は、初戦から続く苦しい戦いをものにして、2年ぶり2度目のベスト8入り。初の準決勝進出とはならなかったが、徐々に復調しつつある自身のプレーに手応えを得ていた。
クレーコートでの戦いを終えた錦織は、7月3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に向けて芝のシーズンに挑む。今後は、19日にスタートするゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)に出場する予定。
■関連ニュース■
・錦織を地元紙が評価「劇的」・錦織 ラケット破壊を語る・錦織 不運、ベルダスコを祝福