テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日、女子シングルス準決勝が行われ、第30シードの
T・バシンスキー(スイス)を7-6 (7-4), 3-6, 6-3のフルセットで破り、四大大会初の決勝進出を果たした世界ランク47位の
J・オスタペンコ(ラトビア)が、試合後の会見で「決勝戦へ進めてとてもハッピー。特にそれが誕生日だったから余計に。嬉しいプレゼントになった」と喜びを語った。
>>ナダルvsティーム 1ポイント速報<<>>マレーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<試合が行われた8日は両者の誕生日で、オスタペンコは20歳、バシンスキーは28歳を迎えた。
ノーシードから快進撃を続けているオスタペンコは、バシンスキーとの2時間24分のタフマッチについて「彼女(バシンスキー)は第1セットから素晴らしいプレーをしていて、リズムに変化を持たせてもいた。時には攻撃的だったり、ドロップショットも混ぜてきた。」
「自分はただ攻撃的なプレーに努めて、ウィナーを狙って行った。あのセット(第1セット)が取れたのは重要だった。第2セットは落としたが、ファイナルセットで再び自分のテニスを取り戻せた」とコメント。
続けて「準決勝の舞台だし、第1セットを先取して勝利を意識してしまったからちょっと固くなっていた。でも、冷静になるように努めて、自分のテニスをしてエンジョイしようとしていた」と振り返った。
決勝では、今回が初対戦となる第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)と顔を合わせる。ハレプは、準決勝で第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)をフルセットで下しての勝ち上がり。
キャリア初のタイトル獲得まであと一つに迫ったオスタペンコは「この大会へ来たときは、もちろん決勝へ進めるなんて思ってもいなかった。1回戦もタフな試合ながら勝つことが出来て、それが自信に繋がった。それからは、試合をするたびにどんどん良くなっていって、自信も増していた」と話した。
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