テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)が世界ランク73位の
A・クズネツォフ(ロシア)を6-4, 4-6, 6-2, 6-0で下し、4年連続の初戦突破を果たした。
>>錦織vsシャーディ 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、第1セットを先取したマレーは、第2セットを落としたものの、第3セットではクズネツォフに1度もブレークのチャンスを与えず2時間32分で勝利をおさめた。
2回戦では、世界ランク50位の
M・クリザン(スロバキア)と対戦する。クリザンは1回戦でワイルドカードで出場のL・ロコリ(フランス)を下しての勝ち上がり。
30歳のマレーは未だ無冠の全仏オープンに、今年で10度目の出場。昨年は初の決勝進出を果たしたが、
N・ジョコビッチ(セルビア)に逆転で敗れて準優勝に終わった。
今季は、開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ 、ハード 、ATP250)で準優勝を飾る好スタートを切ったが、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、4回戦で敗れる大波乱に見舞われた。
そこから徐々に歯車が狂いはじめ、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権( アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)ではタイトルを獲得したが、その後は早期敗退が相次ぐ苦しい戦いが続いていた。
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