テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、第15シードの
G・モンフィス(フランス)が
D・ブラウン(ドイツ)に6-4, 7-5, 6-0のストレートで勝利して2年ぶりの初戦突破を果たし、キャリア通算400勝を飾った。
>>錦織vsシャーディ 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、モンフィスは9度のダブルフォルトを犯したブラウンから6度のブレークに成功し、1時間29分で2回戦進出を決めた。
2回戦では、世界ランク95位の
T・モンテイロ(ブラジル)と対戦する。モンテイロは、1回戦でワイルドカードで出場のA・ミュラー(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
30歳のモンフィスは、2004年にプロ転向してからこれまで6大会でタイトルを獲得。グランドスラムでは、2008年の全仏オープンと2016年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4入りを果たした。
今季は3月に左膝蓋骨の軟骨疾患と左アキレス腱に損傷があることを明かし、出場予定だった大会を欠場してリハビリに専念。その後、約1カ月半ぶりに復帰したが、BMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)とムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)の2大会連続で初戦敗退を喫していた。
地元の全仏オープンには、12度目の出場。2008年にはベスト4、2009・2011・2014年にはベスト8進出を果たした。前回出場の2015年は4回戦で
R・フェデラー(スイス)に敗れた。
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