テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク72位の
尾崎里紗は同57位の
E・ブシャール(カナダ)に6-2, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、四大大会初勝利とはならなかった。
>>錦織ら 全仏OP対戦表<<>>全仏OP女子対戦表<<この日、尾崎は第1ゲームから5ゲームを連取する好調な滑り出しを見せて第1セットを先取。続く第2セットでは、第2ゲームで先にブシャールにブレークされるも、第3ゲームですぐにブレークバックに成功して振り出しに戻す。
しかし、徐々にギアを上げてきたブシャールに第8ゲームでサービスゲームを破られ、セットカウント1-1に。
その後は、元世界ランク5位のブシャールの勢いを止めることが出来ず、逆転負けを喫した。
23歳の尾崎は、今年4月に行われたグランドスラムに次ぐグレードのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTAプレミアマンダトリー)で予選からの快進撃で大会初のベスト16進出。
その翌週には、女子プロテニス協会のWTAから「WTAブレークスルー・オブ・ザ・マンス」に選出され、世界ランキングでは自己最高の72位を記録した。
グランドスラムでは、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初の本戦入りを果たすも、1回戦で
S・エラーニ(イタリア)に敗れていた。
同日に行われた1回戦には、
大坂なおみ、
日比野菜緒、
加藤未唯が登場したが、いずれも初戦敗退。
男子では、第8シードの
錦織圭が21歳の
T・コキナキス(オーストラリア)を下して3年連続の初戦突破を果たした。
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