テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、第4シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク45位の
B・ペール(フランス)を6-1, 6-4, 6-1のストレートで下し、歴代最多10度目の優勝へ向けて好スタートを切った。
>>ナダルvsペール 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<両者は今回が3度目の対戦で、ナダルの2連勝中。2013年のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、 ATP1000)2回戦では、ナダルがストレートで勝利している。
30歳のナダルは、全仏オープン10度目のタイトル獲得を狙う。初出場の2005年から2008年にかけて4連覇、2010年から2014年にかけて5連覇を達成しており、ローラン・ギャロスで圧倒的な強さを見せている。昨年は3回戦で棄権した。
今季はモンテカルロ・ロレックス・マスターズ、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル、ムチュア・マドリッド・オープンのクレー3大会でタイトルを獲得するなど好調をキープしていたが、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では準々決勝でD・ティエムに苦杯を舐めさせられた。
対するペールは、全仏オープン本戦に今年で8度目の出場で、2013・2015年には3回戦に進出。昨年は2回戦で
T・ガバシュビリ(ロシア)に敗れていた。
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