テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、第8シードの
錦織圭が会見で、前週のジュネーヴ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)へ急遽出場したことについて「感覚を戻すことが1番だった」と明かした。
>>錦織vsコキナキス1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<右手首の怪我を不安視される中、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)3回戦敗退後、ジュネーヴ・オープン出場の決断を下した錦織は準決勝で好調の
M・ズベレフ(ドイツ)にフルセットで敗れた。
例年であれば、全仏オープンの前週は休養や練習に時間を充てていたが、ジュネーヴ・オープンへ出場を踏み切った理由について「修正すべき点はある。試合をやる中で得られるものもあったので、そういうのを欲してジュネーヴへ行った。結果、良かったと思います」と手応えを得ていた。
現在の状態については「身体はほぼ問題ないです。いい感覚も戻ってきている。休みも何日かあったので、良かったと思います。決勝に行っていたら、より疲れは出ていた」とコメント。
この日は会見の前後で練習を行い、第15シードの
G・モンフィス(フランス)との実戦形式では鮮やかなリターンエースを決めるなどで好調をアピールした。
四大大会初制覇を目指す錦織は、初戦で21歳の
T・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。
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