男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、 ATP1000)は18日、ダブルス1回戦が行われ、
A・ズベレフ(ドイツ)/
M・ズベレフ(ドイツ)組が
P・ロレンジ(イタリア)/ A・ラモス=ヴィノラス組に6-4, 6-2のストレートで勝利し、2回戦進出を果たした。
この試合、ズベレフ兄弟は7度あるブレークポイントを全て死守。自身らは相手のサービスゲームを3度破ってわずか53分で勝利した。
2回戦では
F・メルゲア(ルーマニア)/
A・クレシ(パキスタン)組と対戦する。
19歳のアレクサンダーは、現在世界ランク20位。2013年にプロ転向してからここまで、ツアー2勝をマーク。男子テニス界の次世代を担う選手として「ネクスト・ジェネレーション」の1人に選ばれており、「RACE TO MILAN」(21歳以下最終戦出場ランキング)では現在トップを走っている。
今大会シングルスには、第14シードで出場。17日のシングルス1回戦では予選勝者の
A・セッピ(イタリア)に6-1, 6-2のストレートで勝利して2回戦に進出した。2回戦では
F・ロペス(スペイン)と対戦する。
一方、兄のミーシャは29歳。今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では
A・マレー(英国)や
J・イズナー(アメリカ)らを破る快進撃で初のベスト8に進出。準々決勝では
R・フェデラー(スイス)に敗れたが、サーブ・アンド・ボレーを軸にブレークを果たした。しかし、全豪オープン後は5大会で初戦敗退するなど、勢いに乗ることが出来ていない。
今大会のシングルスでは、1回戦で
J・ヴェセリ(チェコ共和国)と対戦したが、6-7 (3-7), 3-6のストレートで敗れた。
■関連ニュース■
・高橋 悠介34位、1位はズベレフ・ナダル ズベレフは「将来1位」・19歳ズベレフ 次世代担う素質