男子テニスツアーのハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、クレー、ATP250)は8日、シングルスの予選1回戦が行われ、予選第1シードの
ダニエル太郎がT・チフノチ(モロッコ)に6-0, 6-1の完勝で、本戦へ王手をかけた。
この日、終始主導権を握ったダニエル太郎はチフノチに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開し、わずか48分で勝利を手にした。
予選決勝では、予選第7シードの
L・ヴァンニ(イタリア)と
I・セルバンテス(スペイン)の勝者と対戦する。
現在24歳のダニエル太郎は今季、ツアー大会で予選に出場するも未だ本戦入りには至っていない。下部大会であるチャレンジャーでは、3月のコパ・シティ・ティグレ(アルゼンチン/ティグレ、ハード、ATPチャレンジャー)で優勝を飾った。
ハッサン2世グランプリには今回で3年連続の出場で、いずれも本戦1回戦で敗れている。
■関連ニュース■
・試合中、蜂に刺されるも優勝・ダニエル太郎、五輪3回戦へ・ダニエル太郎 中国で事故に遭う