男子テニスツアーの下部大会である かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード)は4日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者の
田島尚輝(TEAM YONEZAWA)はワイルドカードで出場の
松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)に6-1, 4-6, 3-6の逆転で敗れ、2回戦進出とはならなかった。
この試合、わずか1ゲームしか与えずに第1セットを先取した田島だったが、続く第2・3セットでは4度のブレークを許して1時間55分で敗れた。
16歳の田島は、昨年8月のダンロップ スリクソン全日本ジュニアテニス選手権(大阪/大阪市、靱テニスセンター)16歳以下男子シングルス決勝で市川泰誠を逆転で下してタイトルを獲得。
今季は、1月の全豪オープン・ジュニア(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に単複で出場を果たしたが、惜しくも初戦敗退となった。現在の世界ジュニア・ランキングは32位で、同11位の
清水悠太に次いで日本ジュニア勢2番手に位置している。
松井俊英
一方、勝利した松井は2回戦で第6シードの
片山翔(伊予銀行)と対戦する。片山は同日の1回戦で
小林雅哉(早稲田大学)を6-1, 6-2のストレートで下して勝ち上がった。
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