テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は初日の16日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク77位の
奈良くるみは同112位の
S・ボーゲル(スイス)に6-2, 2-6, 3-6の逆転で敗れ、2年連続3度目の2回戦進出とはならなかった。
第1セット、奈良は1度もブレークを許さずにこのセットを先取。しかし、続く第2・3セットでは、ボーゲルに先にブレークされると、その後も試合の流れを引き寄せることができず1時間53分で敗れた。
ボーゲルは、第2セット終了時と第3セットの第3ゲーム終了時にメディカルタイムアウトを取って治療を受けており、背中と腰の辺りを気にする様子を見せていた。
奈良は予選を含め、今回で全豪オープンに8年連続8度目の出場だった。昨年は1回戦で
O・ドダン(フランス)に逆転勝利したが、2回戦では
M・ガスパリョン(ロシア)にストレートで敗れた。過去の最高成績は2014年の3回戦進出で、この時は
J・ヤンコビッチ(セルビア)にストレート負けを喫した。
同日には、第5シードの
錦織圭が世界ランク45位の
A・クズネツォフ(ロシア)に苦戦を強いられるも5-7, 6-1, 6-4, 6-7 (6-8), 6-2のフルセットで下して2回戦進出。
添田豪、
土居美咲、
日比野菜緒は初戦敗退で敗れ、予選勝者の
穂積絵莉が初戦に挑む。
一方、勝利したボーゲルは、2回戦で第13シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。両者は今回が3度目の対戦で、ボーゲルの2連敗中。
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