テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は大会初日の16日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク103位の
日比野菜緒は第32シードの
A・セバストバ(ラトビア)と対戦したが、第2セット第1ゲーム途中で棄権し、初の2回戦進出とはならなかった。
第1セット、日比野は2度のブレークを許し、ゲームカウント2-6で落とすと、続く第2セットの第1ゲーム途中で棄権を申し入れた。
2016年に続き、全豪オープンに本戦ストレートインを果たした日比野だったが、2年連続の初戦敗退となった。昨年は1回戦で
M・シャラポワ(ロシア)にストレートで敗れた。
昨シーズンは4大大会すべてで本戦出場を果たしたが、いずれも1回戦で敗れており、未だグランドスラムで勝利を上げることができていない。
また、同日の1回戦では第5シードの
錦織圭が世界ランク45位の
A・クズネツォフ(ロシア)に大苦戦するも、フルセットの末に勝利して7年連続の初戦突破。
土居美咲は
P・パルメンティエ(フランス)にストレートで敗れ、初戦敗退となった。その他の日本勢は男子から予選勝者の
添田豪、女子からは
奈良くるみ、予選勝者の
穂積絵莉が同日の1回戦に登場する。
一方、勝利したセバストバは、2回戦で世界ランク80位の
K・クコバ(スロバキア)と対戦する。両者は今回が6度目の顔合わせでセバストバの5連勝中。クコバは1回戦で世界ランク40位の
C・マーケイル(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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