男子テニスのアピア国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)は14日、シングルス決勝が行われ、第6シードで33歳の
G・ミュラー(ルクセンブルグ)がノーシードの
D・エヴァンス(英国)を7-6 (7-5), 6-2のストレートで下し、悲願のツアー初優勝を果たした。
決勝戦、12本のサービスエースを叩き込んだミュラーはエヴァンスに1度もブレークを許さず、1時間28分で勝利した。
表彰式のスピーチで、ミュラーは初優勝の喜びから涙を流した。
一方、準優勝のエヴァンスはツアー初のタイトル獲得とはならなかった。
現在26歳のエヴァンスは、2013年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦で
錦織圭を破る番狂わせを起こした。昨年の全米オープン3回戦では
S・ワウリンカ(スイス)からマッチポイントを握ったが、惜しくも逆転負けを喫した。


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