男子プロテニス協会のATPは7日に「2016グランドスラム ベストマッチ」を発表し、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準々決勝の
錦織圭と
A・マレー(英国)の死闘が5位にランクインした。
3時間58分に及ぶ激闘の末に1-6, 6-4, 4-6, 6-1, 7-5のフルセットでマレー破った錦織は「3セット目落としても、いつかチャンスはくると思ってプレーしていた。2・3セット目からは自分を信じてプレー出来た」と試合中の心境を明かした。
その後は準決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に6-4, 5-7, 4-6, 2-6の逆転で敗れ、2年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった錦織は「自分が疲れて、思考能力が低下していた。言い訳にはなりますけど、(マレーと)5セットやってなかったら、もうちょっと元気に戦えていた。足がかなり重かった」とコメントしていた。
ATPが発表した「2016グランドスラム ベストマッチ」のトップ5は以下の通り。
1位:全米オープン4回戦
L・プイユ(フランス) 6-1, 2-6, 6-4, 3-6, 7-6 (8-6)
R・ナダル(スペイン)2位:ウィンブルドン準々決勝
R・フェデラー(スイス) 6-7 (4-7), 4-6, 6-3, 7-6 (11-9), 6-3
M・チリッチ(クロアチア)3位:全豪オープン1回戦
F・ベルダスコ(スペイン) 7-6 (8-6), 4-6, 3-6, 7-6 (7-4), 6-2 R・ナダル
4位:全仏オープン決勝
N・ジョコビッチ(セルビア) 3-6, 6-1, 6-2, 6-4 A・マレー
5位:全米オープン準々決勝 錦織圭 1-6, 6-4, 4-6, 6-1, 7-5 A・マレー
■関連ニュース■
・錦織 マレーは「僕の中で1番」・錦織 地元メディアから高い評価・錦織に惜敗 マレーが落胆