男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は17日に行われたグループ・イバン レンドルの予選ラウンドロビンで、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第9シードの
D・ゴファン(ベルギー)を6-1, 6-2のストレートで下し、3戦全勝の1位通過で5年連続のベスト4進出を決めた。19日に行われる第5シードの
錦織圭(日本)との準決勝について、17日の会見では「楽しみにしている」とコメントしていた。
>>錦織vsジョコビッチ1ポイント速報<<>>ファイナルズ組み合わせ表<<17日の時点でジョコビッチの準決勝の相手は決まっていなかったが「今は準決勝へ集中している。誰と対戦になるか、そしてどんな準備をするかを考えるだろう」と述べていた。
ジョコビッチは、今年は全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で史上8人目の生涯グランドスラムを達成して以降、不振が囁かれていたが、今大会では5連覇と6度目の優勝へ向け好調な戦いを見せている。
錦織とは今回が13度目の対戦で、ジョコビッチの10勝2敗(2014年のマイアミ・オープン準決勝は錦織が棄権)。2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準決勝以降、錦織に9連勝している。
両者の準決勝は、日本時間20日の5時(現地19日の20時)以降に開始予定。
また、グループ・ジョン マッケンローを1位で通過した第1シードの
A・マレー(英国)は、準決勝でグループ・イバン レンドル2位通過を決めた第4シードのM・ラオニチと対戦する。
予選ラウンドロビンの結果は以下の通り。
【グループ・ジョン マッケンロー】(1)A・マレー 3勝0敗
(3)
S・ワウリンカ(スイス) 1勝2敗
(5)錦織圭 1勝2敗
(7)
M・チリッチ(クロアチア) 1勝2敗
【グループ・イバン レンドル】(2)N・ジョコビッチ 3勝0敗
(4)M・ラオニチ 2勝1敗
(6)
G・モンフィス(フランス) 0勝2敗
(8)D・ティエム 1勝2敗
(9)D・ゴファン 0勝1敗
ATPワールドツアー・ファイナルズは4選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
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