男子テニスツアーのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は5日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク24位の
A・ズベレフ(ドイツ)が同25位の
J・ソック(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
初の対戦となったこの試合、19歳のズベレフはソックに与えた2度のブレークチャンスを全てしのぎ、1度もブレークを許すことなく自身は3度のブレークに成功。
ソックに反撃の隙を与えず、1時間11分で勝利した。
準々決勝では、第5シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。フェレールは、同日の試合で
F・フォニュイーニ(イタリア)をストレートで下しベスト8へ進出した。
ズベレフは、今大会1回戦で第4シードの
D・ティエム(オーストリア)を破っての勝ち上がり。男子テニス界の次世代を担う選手として選ばれた「ネクスト・ジェネレーション」の中でもスター選手と呼ばれており、世界が注目する若手選手である。
9月のサンクトペテルブルグ・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、ハード、ATP250)では、今年の全米オープン覇者である
S・ワウリンカ(スイス)を決勝で破り、念願のツアー初優勝を飾った。
一方、敗れた24歳のソックは今大会1回戦で主催者推薦出場の
Z・ザン(中国)をストレートで下しての勝ち上がりだった。
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